Thursday, February 6, 2014

Zojoji Photograph Gallery 増上寺フォトギャラリー

鐘楼堂
最初の鐘楼堂は寛永十年(1633年)に建立されましたが、現在の鐘楼堂自体は戦後の再建によるものであります。鐘楼堂に収められている大梵鐘は、延宝元年(1673年)にあまりの大きさに七回の鋳造を経て完成し(東日本で最大級といわれております)、江戸三大名鐘の一つに数えられています。朝と夕べ、二回撞くその鐘の音は、時を告げるだけではなく、人を惑わす百八の煩悩を浄化し、人々の心を深い安らぎへと導く六度の誘いでもあります。江戸時代の川柳には「今鳴るは芝(増上寺)か上野(寛永寺)か浅草(浅草寺)か」・「江戸七分ほどは聞こえる芝の鐘」・「西国の果てまで響く芝の鐘」等と謳われ、江戸っ子鐘と親しまれています。
熊野神社
元和十年(1624年)、当寺第十三世正誉廓山上人が熊野権現を増上寺鎮守として東北の鬼門に勧請したもの。『熊野』は「クマノ」・「ユヤ」と二通りの呼称がありますが、当山では「ユヤ」権現として親しまれています。
千躰子育地蔵尊
子育て安産に霊験あらたかとされる西向観音にちなみ、子供の無事成長、健康を願い昭和五十年(1975年)より順次奉安されております。毎年4月に大祭、7月には盆踊り大会が開催されます。
増上寺三解脱門側から見る大殿(本堂・三縁ホール)と東京タワー
昭和四十九年(1974年)、浄土宗大本山の念仏の根本道場として、あらゆる儀式法要が行えるよう斬新な設計と意匠で、戦災に遭い焼失した本堂が再建されました。本堂に御座します、ご本尊阿弥陀如来(室町期製作)は、両脇壇に高祖善導大師と宗祖法然上人の御像が祀られ、参拝される方々の厚い信仰をあつめています。
安国殿と東京タワー


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