高尾山マガジンによると、
「全体が白く、緑の葉をもたない腐生植物(腐葉土の上に生えて、その養分を分解する菌と共生して成長する植物)。
山地の暗く湿った、落ち葉が積もる落葉広葉樹林の中に多く咲いている。
漢字では「銀竜草」と書き、下向きにつく花と葉がうろこ状に変化した鱗片葉(りんぺんよう)に包まれている姿を銀色の竜に見立てて付けられた。
ガラス細工のような繊細な美しさがあるが、梅雨時のうす暗い林の中で咲くことから「ユウレイタケ」の別名もある。
花は筒状で、3~5枚の花びらがつく。雌しべの先は広がり、少し紫色をおびている。
果実は液果(えきか:熟すと水分を多く含みやわらかくなる果実)で、茎が倒れるとつぶれて種を散らす。」
ミミガタテンナンショウは実がなり始めた
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