住所:〒183-0021東京都府中市片町2丁目4-1
一番目を引くのはこの山門です。
社寺建築の豆知識ー門の種類(寺院編)によると楼門(ろうもん)という種類です。
「龍門山高安寺は暦応年間に創設された臨済宗建長寺末であった。後に小田原北条氏滅亡後、慶長年間曹洞宗海禅寺の七世により再建された。
本堂は木造平屋建て、屋根は寄棟造銅板葺(旧茅葺)、六つ間取で内部正面に広縁、両側面に入側縁から構成されている。内陣や大間の組物廻りに意匠を凝らした点に特徴が見られ、大縁(八尺間)は禅寺基本の姿をとどめている。
山門は本堂の東方に位置する規模の大きい二重門である。木造(柱・梁等の構造材はすべて欅)二階建てで、屋根は入母屋造銅板葺、柱はすべて円柱である。初層の左右からも出入りできる点に特徴がある。
鐘楼は本堂の北東、庫裡の前方に建っていて、木造(柱・梁等の構造材はすべて欅)、袴腰付きで、屋根は宝形造銅板葺である。虹梁型頭貫の木鼻位置には龍の丸彫を配し、支輪板には鶴の浮彫彫刻を施すなど、山門ど同様、彫刻装飾を多く採り入れている。(東京都生活文化局掲示より)」
No comments:
Post a Comment