錦糸町駅付近のガードしたにある証明は青色です。
「青色照明で照らされたガード下の通路」によると、「青色照明は、青色(防犯)灯とも呼ばれ、日本で導入されたきっかけは、スコットランドのグラスゴー市内で景観改善のために、オレンジの街灯から青色の街灯に替えたところ、犯罪が激減したという日本のクイズ番組等の報道が元のようです。」
さらに、「青色には人の副交感神経に作用して落ち着かせるという鎮静効果と心理的に人を冷静にさせる効果があるといいますが、確かに遊戯施設やバーゲン会場など衝動感や積極性が必要な場所では、青い光は適さない気がします。駅や踏切に設置された青色灯は、自殺防止に一定の効果があるという調査結果もあるようです。」
最後の自殺防止については、確かに山手線や中央線のホームで観察したことがあり、ホームの線路より少し上のところに小さい青色ライトがあります。つまり、電車待ちの人に見えるところに設置されています。
青色防犯灯についての研究調査は「青色防犯灯について正しい認識を!」で紹介されています。特に以下のまとめは興味深いです。
「1.視認性については、視力検査に使うランドルト環、色票(9色)などを使い判定したが、色の識別は白色光に勝るものはない。但し、低照度域(月・星明かり程度)では青色光で明るく感ずる現象が見られた。
2.心理的影響については、赤色光は動的・暖かい・緊張など、青色光は静的・冷たい・沈静などの傾向が見られたが、各色光に対して若年者には敏感に、高齢者には鈍感に表れ、また、その日の体調、個人差が大きいことが分かった。
3.生理的影響については、血圧・心拍・皮膚温・脳波・瞬目・ホルモンなど生理量に対して、実験のやり方にもよると思われるが、どの項目についても個人差が大きく、有意差の認められた項目は少なかった。青色光だから、特に沈静化するという傾向にも有意差はなく、むしろ明るさ(照度)の影響が大きい。」
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