青梅市の中心部よりやや西部に位置する、日の出山から伸びる丘陵と多摩川との間の長さ4kmほどの地域に25,000本の梅が植えられていた。青梅市梅の公園(後述参照)のほか、一帯には個人の梅園が多く点在する。
東京都内ではあるが、都心部より標高がやや高いほか、丘陵の北面に位置するため、都心部より遅く見ごろを迎える。
2009年4月に、植物防疫法の法令検疫対象のプラムポックスウイルスの感染が梅の木としては世界で初めて確認され[1]、2010年に123本が伐採された。その後も調査で見つかった感染木を毎年処理していたが、2013年11月に農林水産省が「プラムポックスウイルスの緊急防除に関する省令」を改正し、感染木の周囲の木も伐採するように定められたため、一般の入園を2014年4月3日をもって終了し、翌4月4日から5月30日までの間に園内の梅1,266本を全て伐採することとなった。今後、梅を植樹するには、この伐採から3年間に付近で新たな感染が無いことが条件となっている。
2015年、梅の里再生を目指し、NPO法人「青梅吉野梅郷梅の里未来プロジェクト」が設立された。
吉野梅郷 住所:東京都青梅市梅郷 アクセス:JR青梅線日向和田駅下車 徒歩15分 |
植木の工事中梅の公園2020年2月16日撮影) |
植えてから年月がまだ浅いので、みんなまだ小さいが、 花をしっかり咲かさせている(2020年2月16日撮影) |
月影(つきかげ, Tsukikage) 青軸性 |
薩摩紅(さつまこう, Satsuma-kou) |
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