Monday, September 23, 2013

Shrine Gallery - Tomioka Hachiman Shrine 富岡八幡宮

 富岡八幡宮とみおかはちまんぐう)は、東京都江東区富岡にある八幡神社。別名を「深川八幡」ともいう。
 建久年間に源頼朝が勧請した富岡八幡宮(横浜市金沢区富岡)の直系分社である。大相撲発祥の地。氏子区域は、江東区の西部と中央区の日本橋箱崎町および新川である(wikipedia)。
 寛永4年(1627年)建立された富岡八幡宮は、源氏の氏神である八幡大神を尊崇した徳川将軍家の手厚い保護を受けたそうです。世に「深川の八幡様」と親しまれる「江戸最大の八幡様」です(都営交通「ふれあいの窓」2013年12月224号による)。
 赤穂義士達が、元禄15年12月14日浅野匠頭を打ち入り前の最終打ち合わせである「深川会議」を開いた場所でもあります。
 巨人力士手形足形牌もあります。
富岡八幡宮 本殿
 萬世泰平の額
【有形文化財(工芸品)】 銅 造水 盤(どうぞうすいばん)
 太 田 正 義(おおた まさよし)作
 享和3年(1803)5月に、神田 に住む鋳 いもじ 物師太田正義によって作られ た水盤です。一見すると全て青銅でで きているように見えますが、石製の水 盤を青銅板で包む構造になっていま す。しかし、繋ぎ目は表からは見えな いよう巧みに仕上げられています。鋳 造の脚には雲がデザインされ、優れた 鋳い 物 もの の技術が見て取れます。  水盤の正面と左右の側面には、計 290名の奉納者名が刻まれています (「出見世」「長家中」なども1名と計 算)。奉納者には、浅草寺門前や本所 など、富岡八幡宮の氏子町ではない町 の住人た ちも多く 含まれて おり、氏 子町の範 囲を超え た富岡八 幡宮への 信仰がみ てとれま す。奉納 者のほと んどは商人とみられます。職種は釘鉄 銅物問屋が多いものの、材木問屋・米 問屋・御弓師など多岐にわたっており、 商人たちの職種をまたいだ、富岡八幡 宮への幅広い信仰の広がりがうかがえ ます。  水盤全体には火をかぶった跡がみら れ、水盤の背面には複数のヒビがあり ますが、はめ金で丁寧に補修されてい ます。
 本水盤は、震災や戦災、戦時中の金 属供出をも乗り越え、破損部分を補修 されて、現在でも富岡八幡宮の水屋で 水盤として利用されています。これだ け大型で、多くの奉納者名が刻まれた 本水盤は、江戸の鋳物師の技術を伝え る工芸品であるとともに、富岡八幡宮 への信仰のありようや、江戸の商人た ちの活動も知ることのできる貴重な文 化財といえます。(下町文化)
境内のすぐ外にある「馬神」という彫刻


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